たまには
世間を
休みましょう。

お寺のねっと法話録

お知らせ

猛火の中に
涼風を喜ぶごとく、
唯だ念仏して
たまには世間を
休みましょう。

いつの世も人間境界(きょうがい)はせわしなく、
一喜一憂、右往左往しながら、時は過ぎゆき、
気がつくと黄昏どきにひとりたたずみ、
「ここはどこ? 私は誰?」と、
言うに言われぬ空しさだけが心を占めて、
立ち尽くす。

「自分と向き合う」などと他人(ひと)は言うが、
向き合う自分が一番危うい。
生きる自分とそれを見ている背後の自分、
その隔たりが、やがて自分を追い詰める。

住職、副住職と本堂内陣の宮殿の写真

仏教は無我にて候ふ

僕ではない僕ではない
僕を吹き抜ける風だ
僕の中を 爽やかな風が
時の新しい方向へと吹いている

D・H・ロレンス

線香から立ち上る煙の写真
合掌する住職の手と念珠の写真

妙休寺について

佐賀と福岡の県境に位置する脊振雷山山系。
妙休寺は、自然豊かなこの糸島の地に
静かに佇んでいます。

元和元年(1615年)に
筑後の国久留米領に建立された後、
宝永三年(1706年)に現在の地に
移転されました。

納骨のご案内

限りない命のつながりの中に
生かされている。
あたたかい光の中
いつでもつながりを感じられる。

納骨堂の中の正面写真
納骨堂の本尊阿弥陀如来の写真
納骨壇の写真